りんご病、大人の症状
りんご病の正式名称は、伝染性紅班といいます。園や学校などの集団施設で流行する病気の一つですね。これは、発症したさいにほっぺがりんごのように赤くなることから「りんご病」としての名が広く知られています。(以下は正式名称伝染性紅班としてご紹介します)ではどんな病気なのか。先ほども既述したとおり、頬が赤くなり、太ももや腕など、皮膚が柔らかい場所に赤い斑点模様が見られます。頬は、ほてり痒みを伴うこともあります。大抵の子供なら熱は出ませんが、大人だと熱や、強い関節痛が症状としてみられることが多いようです。次に対処法について。病院ではかゆみ止めを処方していただくことも有りますが、そのままにしておいても一週間ほどで赤みが引き、回復に向かいます。しかし、かゆみが強くなったり、高い熱が出たとき、ぐったりとした様子のときはもう一度受診が必要です。伝染性紅班は感染症ですが、感染したとして普通どおりの生活ができますし、登園・登校などにも特に規制などは定められていません。食事や入浴も、通常通りで構いませんし、運動も問題ありません。(汗をかいたり、日光を浴びるとかゆみが強くなるのでお勧めはできませんが。)最後に、伝染性紅班になった場合注意すべきこと、知っておいた方が良いことを記述しておきます。まず、基礎知識としてこの病気はヒト・パルボウイルスB19というウィルスによるものなのですが、これには骨髄の中にある赤血球を作る細胞を壊してしまう働きがあるのです。健康な人にとっては、多少赤血球ができなくなったとしても余裕があるため問題はありません。しかし、もともと赤血球の形に異常がある病気(遺伝性球状赤血球症)のかたにとっては、急激な貧血を引き起こす怖い感染症であり。妊婦さんに感染すると、胎児の赤血球が破壊され流産の原因になる恐ろしいものです。外出の際には、十分な対策をするべきでしょう。